【足切りに注意!】東京都教員採用試験の配点と合格ライン(平均点)を解説

東京都教員採用試験の合格ライン

本記事は、東京都・・・教員採用試験を受験する方向けの記事です。

  • 配点はどれくらいなの?
  • 合格ラインや平均点は?
  • 足切りって何?

このような悩みを解決します!

東京都教員採用試験の最終合否は、一次試験と二次試験の総合点で決まります。

「何割くらい取れれば合格できるの?」思っている人は多いと思いますが、合格ラインは公表されていません。

そこで本記事は、東京都教員採用試験の合格ラインについて実際の受験生から集めたデータや経験に基づいた話をしていきます。

配点や足切り(基準点)も解説しているので参考にしてください。

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東京都教員採用試験の配点

本試験までに使える時間は限られているので、配点を知らないまま対策することはNGです。

配点を知っておけば、どの試験を攻略すれば合格に近づけるのかわかるので、必ず確認してください。

東京都教員採用試験の配点は以下のとおり。

選考試験種目配点
一次試験教職教養100点
専門教養100点
小論文100点
二次試験(※)個人面接
集団面接
600点
実技試験150点

※現在(2022年)、二次試験の配点は非公開になりました。そのため、公開されていた2016年度のデータを参考に掲載しています。

だいたい「筆記試験:人物試験=1:2~3」といった感じです。

試験内容は以下の記事でまとめているので、参考にしてください。

東京都教員採用試験の合格ラインは気にしても意味がない理由

勉強するうえで合格ラインは知りたいデータの一つだと思います。

しかし…、合格ラインは気にしても意味がないんですよね。

理由は以下のとおり。

  • 公開されていない
  • 点数化できない
  • 相対評価

合格ラインは非公表

東京都教育委員会が公式に合格最低点を公表していないので、正確な合格ラインを知ることはできません。

ぶっちゃけ、教採対策をしている大手予備校でも合格ラインは正確に把握できていません。実際に質問しても濁されます。

予備校でも把握できない(存在しない)ような情報を一個人のあなたが収集できると思いますか?僕は難しいと思いますよ。

点数化できない

一次試験の合格者は「教職教養+専門教養+小論文」の合計で決定します。

配点はどの試験も100点満点ですが、このうち小論文の点数を正確に出すことはできません。

実際に、教職教養と専門教養の点数が高くても小論文の結果で落ちている人はけっこういるんですよね。

点数化できない試験があるのに、合格ライン7割とか8割とか言っても、あまり意味がないです。

相対評価

たとえば英検や漢検のような資格試験であれば、基準点以上(たとえば6割とか)の点数を取れば全員合格できます。これを絶対評価の試験といいます。

一方で、教員採用試験は合格人数が決まっていて、成績順に合格者を決めるのです。

賢い人が多ければ合格ラインは上がりますし、その逆もあるというわけです。採用人数によっても変動しますね。

例えば、5人の受験者がいて3人受かる場合。

2022年:100点、100点、80点、50点、30点
2021年:80点、70点、55点、40点、40点
2020年:100点、60点、45点、42点、40点

2020年の合格ラインは45点、2021年は55点、2022年は80点です。

これで合格ラインを知る(予測する)のって無理ゲーじゃないですか?仮に2021年までの受験者に合格ラインは6割あれば余裕と助言しても、2022年の合格ラインは80点ですから受かりません。

昨年の合格ラインが6割だと思って7割ぐらいの勉強をしていても、その年の合格ラインが8割だったら意味がないですよね。9割かもしれない。

なので、合格ラインを気にしても意味がないのです。

東京都教員採用試験 合格者の平均点は6割~7.5割

「教職教養+専門教養」=6割~7.5割

というのが、合格者から教えてもらい、わかっている限りの平均点です。

これは少し高いなと思っていて、点数を公開している同規模自治体である神奈川県や大阪府などは5割~6割あれば合格なんですよね。

小学校や中学校技術のように低倍率な校種・教科であれば5割ぐらいでも合格できてるので、実際は6割前後がボーダーになるかと。

逆に高倍率になりやすい保体や養教であれば7割あってギリギリという場合もありますが…。

とはいえ、どちらにせよ小論文が書けないと合格はできません。そこを意識して対策してくださいね。

東京都教員採用試験の足切りについて

足切りとは基準点のことです。試験種目のうち1つでも基準点に達していなかった場合、合格点を超えていても即不合格になることを指します。

この足切りは筆記試験だけでなく、小論文や面接でもあるんですよね。

たとえば、合格ラインが180点(300点中)だった場合でシミュレーションしてみます。

足切りラインは公開されていませんが、恐らく3割です(東京都の公務員試験や他自治体のデータから推測)。

試験種目AさんBさんCさん
教職教養
(100点満点)
54点48点28点
専門教養
(100点満点)
60点88点92点
小論文
(100点満点)
68点55点80点
合計点182点191点200点

点数が高い順に並べればCさん>Bさん>Aさんですが、Cさんの教職教養は基準点を満たしていないので不合格(足切り)となります。

分野別最低点

また、以下の科目は分野別に最低基準点(3割程度)が設定されています。

校種科目分野
小学校国語、社会、算数、理科、英語
中高国語現代文、古典
中高地歴地理、歴史、公民、選択分野
中高公民地理、歴史、公民、選択分野
中高理科共通分野、選択分野
中高保体体育分野、保体分野
高校農業共通分野、選択分野
高校工業共通分野、選択分野
特別支援教科等分野、特支専門分野

簡単にいえば、総合点が良くても、特定の分野の点数が悪いと落ちるってことです。

ひとつ例を上げてみると…。

▼小学校(100点満点の場合)▼

受験者国語社会算数理科英語合計
A20202020282
B201010101060
C101010101050

仮に合格ラインが50点だとすれば、Aさんは不合格、BさんとCさんは合格となります。Aさんの点数は一番高いですが、英語が最低基準点を下回っているのでダメってこと!

せっかく合格ラインを上回っても、一つでも点数が低いと落ちてしまうのです。偏った対策ではなくバランスよくやっていきましょう。

まとめ|東京都教員採用試験の合格点は7割を目安にしよう

今回は、東京都教員採用試験の合格ラインを気にしても意味がない理由を解説しました。

最低6割、できれば7〜8割。

これが過去の合格者データからわかる合格ラインです。どれだけネットを探しても時間の無駄です。あなたが望むような正確なデータは転がっていません。

ぶっちゃけ、教採対策をしている大手予備校でも合格ラインは正確に把握できていません。実際に質問しても濁されます。

予備校でも把握できない(存在しない)ような情報を一個人のあなたが収集できると思いますか?僕は難しいと思いますよ。

そんなことに時間をかけずに、一問でも多くの問題を解く、小論文を書く、志望動機を考える、などに時間をかけてみてください。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

東京都教員採用試験の合格ライン

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この記事を書いた人

ふくながのアバター ふくなが 編集長

教員採用試験の指導歴13年目(2022年4月1日時点)、情報メディア「教採ギルド」のほか「教採データベース」「教採ガイド」の運営・編集を担当しています。データ分析や情報配信が得意な人。

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