【高校・特支向け】埼玉県教員採用試験の集団面接とは?傾向や質問内容を解説

埼玉県教員採用試験の集団面接の対策
  • 集団面接はどんな傾向なの?
  • 集団面接の評価基準(配点)は?
  • 集団面接で何が質問されるの?

こんな疑問を解決できる内容となっています。

埼玉県教員採用試験の二次試験では、個人面接集団討論の他に集団面接も実施されています。

試験があるのは「高校」「特別支援学校」を志望する受験者のみです。

集団面接の対策をしようと思うものの、「どんな試験なの??」と思っている人も多いことでしょう。

そこで本記事では、集団面接の傾向や評価基準、過去の質問まで解説しています。

本記事を参考にして、面接で落ちないように準備をはじめましょう。

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埼玉県教員採用試験 集団面接の傾向

集団面接は5人程度の受験者が一つのグループとなり、同時に面接を受ける形式です。 提出する志願書に沿って自己PRや志望動機などに関する質問がなされます。

面接官は、同時に複数の受験者をみることができるため、受験者同士を比較して相対的な評価をすることができます。

その反面、1人の受験者に集中できないため、個人面接のように深く掘り下げた質問はあまりないです。

4つの回答方式

質問によって回答の順番が異なります。

  1. 番号順番(逆もあり)
  2. 挙手制
  3. 指名制
  4. ランダム

どの方式でも対応できるように準備しておこう!なお、挙手制の場合は先手必勝です。

配点は高い

試験種目小・中学校他高校・特支
個人面接100点100点
集団討論90点80点
集団面接90点
論文試験50点50点
実技試験50点50点
二次試験の配点(2023年度)

このように個人面接に続いて配点が高く設定されています。

個人面接とは違い、周りの受験者と比べられるので注意が必要です。

なお、3割以下で足切り。

埼玉県教員採用試験 集団面接の評価基準

試験では、3人の面接官が下記の着眼点に沿って評価します。

項目着眼点
積極性・物事に自ら率先して取り組む姿勢があるか。
・発言の内容は建設的であるか。
意欲・情熱・教師になりたいという意欲がうかがえるか。
・児童生徒に対する教育的愛情が感じられるか
論理性・論理が一貫しているか。
・質問に正対した応答ができているか。
表現力・発言が簡潔明瞭で、声量や速さが適当か。
・誠実さが感じられるか。
責任感・教育者としての責任をもっているか。
・児童生徒・保護者から信頼される人物か。
出典:令和5年度埼玉県評価基準より作成

こういった着眼点は一人では判断できません。

なので、必ず1回は教職経験のある人に見てもらってくださいね。

埼玉県教員採用試験 集団面接の過去問(質問)

受験者が面接試験で最も気になるのは「面接で何を質問されるのか」ではないでしょうか。

何を聞かれるのかがあらかじめわかっていれば、事前に備えることができます。一方で、何を聞かれるのかが不明瞭では、準備のしようがありませんからね。

ここでは、過去の面接試験で具体的に聞かれた質問をまとめています。自分なりの回答を練って対策をはじめましょう!

その辺に落ちているような出典(出どころ)が不明なものではなく、僕自身のツイッター、サイトで募集し提供してもらったリアルな情報を集約しています!

  • 受験番号と名前を言ってください。
  • 自己PRを30秒間でしてください。
  • どんな教員になりたいですか。
  • 短所は何ですか。
  • 理想の教員像とそれを実現するために努力していること
  • 最初の授業における冒頭部分を1分間でやってみてください。
  • 新人教師に期待されることは何だと思いますか。
  • 残業が発生しそうな業務がたくさんあったらどうしますか。
  • 生徒と信頼関係を築くにはどうすればいいですか。
  • 保護者からのクレームにはどのように対応しますか。
  • 夏休み前のホームルームでどのように対応しますか。
  • 最近の気になるトピックはありますか。
  • 教育問題で関心のある話はありますか。
  • 先輩教員と意見が食い違ったらどうしますか。
  • 5年後、10年後の教員ライフを教えてください。
  • リーダー経験を教えてください。
  • 校務分掌を任されたときどのように対応しますか。
  • 最後の一言ずつ言ってください。

以上が集団面接の傾向と過去問です。

他にも埼玉県教員採用試験の人物試験は、個人面接や集団討論が実施されています。

以下の記事で傾向などをまとめているので、併せて確認してくださいね。

埼玉県教員採用試験の集団面接の対策

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この記事を書いた人

ふくながのアバター ふくなが 編集長

教員採用試験の指導歴13年目(2022年4月1日時点)、情報メディア「教採ギルド」のほか「教採データベース」「教採ガイド」の運営・編集を担当しています。データ分析や情報配信が得意な人。

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